2011年07月29日

00.社会

和歌山市のレンタサイクルが好調

和歌山市のレンタサイクル事業は、 昨年7月の開始から1年が経過した。 貸し出し件数は毎月400件前後で推移。 貸し出しが多い場所とそうでない場所に差があることなども分かり、 まちおこし推進課は 「一定の需要があることは分かった。 来年度以降もできるように案を練っている」 と話している。

レンタサイクルは、 県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した事業で、 2年間継続する。 この間は 「調査期間」 の意味合いが強い。 現在、 市内9カ所でレンタルでき、 電動アシスト自転車40台、 普通自転車50台を運用。 大型連休があった5月は526台が稼働した。

各貸し出し場所の中でJR和歌山駅地下の 「わかちか広場」 の稼働台数が群を抜いている。 6月は全体の8割を占めた。 南海和歌山市駅近くのホテル 「ビジネスイン南海」 も比較的好調だが、 和歌浦など市内南部の貸し出し場所は稼働台数が少なく、 苦戦している。 同課は 「今後市駅に貸し出し場所を設置するなど市駅周辺を強化したい」 と話す。

1年間実施した結果、 同課は 「需要はある」 と判断。 事業が終了する来年度以降も、 「乗り捨て」 を廃止するなど形態を変えて続けたい考えだ。

レンタル代金は、 電動アシスト自転車500円、 普通自転車100円。 値段のためか普通自転車の貸し出しが圧倒的に多くなっている。





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