2011年08月03日

00.社会

「和歌山市で遊んで」夏休みの被災児童招待

たま駅長代理とたわむれる児童ら - 「和歌山市で遊んで」夏休みの被災児童招待

たま駅長代理とたわむれる児童ら

夏休みを利用して外で思い切り遊んでもらおうと、和歌山市は1日から5日間、原発事故の影響で屋外活動ができない福島県郡山市の小学5、6年生97人を招待している。

2日は和歌山電鐵貴志駅(紀の川市)を訪れ、児童たちはたま駅長や、たま駅長代理の着ぐるみと一緒に写真を撮ったり、記念スタンプを押したりして大はしゃぎ。その後電車に乗って伊太祈曽駅に移動。電車の中ではたま駅長代理から、たま駅長の絵が描かれたお守りカードがプレゼントされた。伊太祁曽駅では市立東山東小学校の児童らが「勇気100%」を歌って歓迎した。

福島の小学5年生の相山遥紀君(10)は「和歌山は放射能がなくて、景色がきれいな街」と笑顔。鈴木沙羅さん(同)は「ネコのたま駅長見られてうれしい。和歌山は福島より都会っぽい」と喜んでいた。

和歌山市の「集団宿泊活動きぼうプロジェクト〈のびのび和歌山体験〉」の一環。児童らは期間中、和歌山マリーナシティで遊んだり、加太海水浴場で地元の子どもと交流したりして休みを満喫する。





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