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カラフルな子どもの絵とメアス代表 |
カンボジアの孤児院の子どもたちの絵画展 「スナーダイクマエ孤児院絵画展」 が7日まで、 和歌山市南汀丁の和歌山東急インで開かれている。 海南市出身で同孤児院のメアス博子代表 (37) は 「みんなに応援してもらい、和歌山で開けたことがうれしい。 絵を通じて施設の子どもたちの生活や気持ちを感じてもらえたらと思う」 と話している。 開場は午前10時から午後5時まで。
同孤児院では6~20歳までの27人が生活。 施設はNGOとして登録しているが国からの補助はなく、 日本の団体の支援や日本からのボランティアツアーの受け入れ、 子どもたちの絵画をプリントしたグッズの販売などで運営している。 3年前から子どもたちの様子を支援者に知ってもらおうと東京や神戸で絵画展を開催。 今回は、 平成12年から継続して支援を受けている和歌山東ロータリークラブ (田原久一会長) の協賛で、 メアス代表の地元和歌山で初めて開いた。
会場では、 アンコールワットや村の様子を描いた作品の他、 「夢」 や 「好き」 などと描かれた書合わせて約80点を展示。 卓上カレンダーや絵はがき、 オリジナルTシャツも販売している。
初日の5日にはテープカット式が行われ、 メアス代表や同クラブのメンバー、市の大江嘉幸教育長らが出席。 大江教育長は 「カンボジアの子どもたちが地道に頑張っていることを和歌山の子どもたちにも伝えていきたい」 とあいさつした。
田原会長 (60) は 「多くの人に子どもたちの絵を見てもらいたい。 毎年、 絵画展が開けるように金銭面だけでなく、 自立に向かってけるような支援もしていきたい」 と話している。
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