2011年08月16日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

「絆」テーマに 海南まつりにぎわう

「子どもみこし」を引いて練り歩く子ども - 「絆」テーマに 海南まつりにぎわう

「子どもみこし」を引いて練り歩く子ども

「第19回ふるさと海南まつり」(同実行委主催)が13日、海南市名高のJR海南駅前広場周辺で開かれ、親子連れなど大勢でにぎわった。東日本大震災の影響で全国で見直されつつある「絆」がことしのテーマ。会場では「子どもみこし」「クリーン大作戦」「飛び入り参加歓迎の盆踊り」などつながりをキーワードにしたイベントが展開された。

子どもみこしでは、「地域とのつながり」に注目し、みこしを担いだことのない子にも経験してもらおうと企画。みこしは折り紙などで装飾したオリジナルで、計8基が登場した。各地区ごとで参加し、子どもたちは「わっしょい! わっしょい!」と声を張り、歩行者天国の国道370号を練り歩いた。黒江小学校4年生の中山菜津子さん(10)と井本姫夏子さん(同)は「ちょっと恥ずかしかったけど楽しかった。来年もやってみたい」とにっこり。

舞台発表は、2会場で行われ、海南・第三・東海南の3中学校吹奏楽部による合同演奏の他、ジャズダンスやライブ、演歌など多彩なステージが途切れなく続いた。出演者たちは発表後、ごみ袋と火箸を持ち、周辺を歩いてごみ拾いする「クリーン作戦」にも協力した。夜は飛び入り参加可能な盆踊りもあった。

恒例の特産市では、日用家庭用品や漆器などの約10店が並んだ。100円のモップをはじめ、スポンジたわしなど日用品が何十個も入ったお得セットが500円で販売され、大量に購入した主婦が荷物をたくさん抱えている姿もよく見られた。

実行委では「みんなでつくったお祭りにたくさんの人が来てくれて感謝。これからも一丸となって海南市を、日本を盛り上げていきたい」と話していた。





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