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締結書を交わした森下理事長左と大橋市長 |
和歌山市と県石油商業組合(森下正紀理事長)は16日、大規模災害発生時の帰宅困難者支援や救援車両の優先給油などを定めた協定を締結した。
同組合が県や田辺市など紀南地方の2市1町と結んでいるものと同様の協定。市役所で行われた調印式には同組合の幹部4人が出席。大橋建一市長は「ガソリンスタンドは安全な場所にある。災害時に皆さんの力を借りたい」。森下理事長は「大災害時のライフラインは重要。ガソリンスタンドは火災や地震で揺るがない構造になっている。インフラを守ることができる」と話した。
協定では、大規模災害発生時に市が同組合に支援を要請したとき、市内に89カ所あるガソリンスタンドで帰宅困難者にトイレや水道を貸し、道路情報なども提供。また、市が指定する救援車両などにガソリンを優先供給することも定めている。
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