2011年08月17日

00.社会

「和歌山専門」のカラオケ早見本が完成

「和歌山専門」のカラオケ早見本が完成

PR隊に任命され、 意気込む歌手の皆さんと島垣専務左、 吉田社長右

カラオケ機材を販売する(株)ミニジューク関西(和歌山市中筋日延)と、 カラオケ機器メーカーの(株)エクシング(JOYSOUND×UGA、 愛知県名古屋市)は、 和歌山にゆかりのある歌を集めたカラオケ早見本 「和歌山歌集(うたしゅう)」 を製作した。 掲載された地元歌手らは同時に「わかやま歌のPR隊」に任命され、 和歌山の歌と文化を全国に発信していく。 エクシングがご当地ソングに焦点を当てた歌集を作ったのは初めて。

両社が、 地元で愛されている曲をより多くの人に歌ってもらえるようにと企画。 掲載しているのは、 和歌山出身歌手の曲や、 歌詞に和歌山の地名が入っている304曲。 歌集は県内全域、 大阪府南部、 奈良県西部のカラオケ店やホテルなど約2000カ所に設置する。
歌集はA4判カラー24ページ。 表紙には、 和歌山の地形をかたどった図柄に徳川吉宗像、裏面には紀州徳川の葵の紋をデザイン。 歌手の歌リストの他、 歌手のプロモーション写真、 学生団体が取材した和歌山を紹介する記事の一部も載せている。 「わかやま歌のPR隊」に任命された歌手は、 名刺サイズのカードを一般に配って和歌山の魅力をPR。 受け取った人は自動的にPR隊ファンクラブの会員に認定される。 カードにはURLが記載されており、 アクセスすれば電子書籍としていつでも閲覧できる仕組み。
16日に和歌山市内のホテルで行われた完成記念お披露目式には、 PR隊実行委員会のメンバーの他、 ウインズの平阪佳久さんや藪下将人さん、 TONPEIさんら、 歌集に掲載されている和歌山出身歌手ら約20人が勢ぞろい。 一人ひとりに任命状が手渡された。
ミニジューク関西の島垣利光専務は 「和歌山の曲を皆さんに知っていただくことが地域に貢献できること」、 エクシングの吉田篤司社長は 「地元で愛され、 歌い継がれ、 活性化につながるような楽曲を積極的に取り入れ、 地方発の取り組みを全国へつなげていきたい」 とあいさつ。 PR隊を代表し、 同市出身の演歌歌手、 山口智世さんは 「これからも、 これまで以上に歌で和歌山の観光、 文化の発展のお手伝いをさせていただきたい」 と決意を述べた。





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