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見事満点合格し、 笑顔の明楽さん |
和歌山市立明和中学校3年生の明楽志織さん(14)が、 このほど行われた日本商工会議所主催 「第192回珠算能力検定」 の1級試験で満点合格した。 全国で1級の受験者は9391人、 満点合格は22人、 県内では唯一の合格者となった。 明楽さんは 「満点と聞いて信じられず、 3年間満点合格を目指してやっと。 すごくうれしい」 と喜びを爆発させた。
明楽さんは、 小学3年生から野崎珠算塾の野崎教場(同市野崎)・内原教場(同市内原)に通っており、 小学6年生で同検定1級に合格した。 以来、 明楽さんは満点合格を目指してチャレンジしてきたが、 この3年間壁は越えられなかった。 さらに試験当日まで、 練習で一度も満点が取れず、 不安な気持ちを抱えたまま挑んだという。 当日は緊張したが、 指導者の辻村政義さん(63)から 「落ち着いて」 と励ましを受けて、 集中力がいつもより増したようだ。
明楽さんはこれまでに、 全国珠算教育連盟の珠算4段、 暗算6段を取得。 今後の目標は 「中学生の間に暗算で8段、 珠算で5段合格すること」 と意欲を燃やしている。
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