2011年08月21日

00.社会

県高校文化祭ポスター 星林の高力さんの作品採用

県高校文化祭ポスター 星林の高力さんの作品採用

作品がポスターの原画に選ばれ、うれしそうな髙力さん

文化クラブの発表や作品展示を行う本年度「県高校総合文化祭」のポスターに、県立星林高校(和歌山市西浜)美術部部長の髙力夏花さん(2年)の作品が選ばれた。応募があった県内16校66作品の中から最優秀賞に輝いた。 ポスターは文化祭の期間中(9月2日~12月18日)、各学校や市民会館などに掲示され、髙力さんは「恥ずかしいけどうれしい」と喜んでいる。

ポスターは毎年、 県高校文化連盟が文化祭を前に募集している。 髙力さんの作品は、 書道、 邦楽、 演劇など文化クラブの活動の様子をふんだんに盛り込み、 自身も美術部員として作品に登場させている。 作品の中で髙力さんは制服を着て背景に大きな虹を描いている。

腕を伸ばして駒を指す将棋部の男子生徒や、 生徒を包み込むバラなどに力を入れたという。 バラは部員それぞれの部活に懸ける情熱をイメージして描き、 重ね塗りで深みのある色合いに仕上げた。 将棋の駒の近くに碁石が隠されてあるなど、 遊び心も満載。

髙力さんは昨年度も応募して佳作を受賞しており、「もっと頑張れば良かった。来年こそは」と上位入賞を目指すように。 「今回は絶対に負けやん」と気合を入れ直し、 締め切り直前まで一週間かけて完成させ、自信たっぷりで臨んだ。

最優秀賞受賞の知らせを聞き、 「自分の作品をいろんな人に見てもらうのはうれしい」 と照れ笑いを浮かべていた。

作品は、 各学校の文化クラブの活動をまとめた報告書の表紙にも採用される。 表彰式は11月、 同市手平の和歌山ビッグ愛で行われる。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif