2011年08月24日

00.社会

「大変助かった」 岩手副知事が和歌山県に謝辞

岩手副知事が和歌山県に謝辞

お土産のポロシャツを贈る宮舘副知事左と下副知事

岩手県の宮舘壽喜 (みやだてひさき) 副知事は23日、 県庁の下宏副知事を訪れ、 東日本大震災の支援に対する感謝を伝えた。

県は、 2府5県で構成する関西広域連合として、 岩手県を主に支援してきた。 これまで4760万円の義援金を送り、 3月14日から今月5日現在までに延べ1666人の職員を派遣している。

宮舘副知事は、 ほとんどの避難所の住民が仮設住宅に移ったため、 今月11日に対策本部を廃止したことを報告。 今後、 岩手県が独自に考案した 「東日本大震災津波復興計画復興基本計画」 に基づき、 8年間かけて復興を目指すことを明らかにした。

宮舘副知事は、 発生当初からの支援に 「現地に人が足りず、 市町村の行政機能が低下していたところ大変助かった」 と感謝。 復興に向けて着実に進んでいることに触れ 「励ましをもらって何とかみんな元気にやってます。 今後、 記録を残すので教訓としてほしい」 と呼び掛けた。 下副知事は 「和歌山もいつ東南海・南海地震が起こるか分からない。 同じ立場になって考えなければいけない」 と話した。 宮舘副知事は岩手県陸前高田市の奇跡の一本松をプリントしたポロシャツ、岩手県銘菓の 「かもめの玉子」、下副知事は「紀州南高梅」をそれぞれ贈った。





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