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2011年08月24日

00.社会

宮前小の「けん玉先生」世界一に!

ヨーロッパけん玉オープン大会

決勝戦に挑む向井さん

和歌山市立宮前小学校の教諭で、 けん玉先生こと向井智哉さん (25) が、 このほどドイツのミュンヘンで開かれたヨーロッパけん玉オープン大会に、 日本代表選手として出場し、 見事優勝。 世界一の栄光を手にした。 向井さんは 「単なる遊び道具としてでなく、 楽しく自然に取り組める環境をつくりながら、 幅広い年齢層にけん玉の魅力を伝えていきたい」 とさらなる普及に意欲を燃やしている。

向井さんは、 初段からわずか1年5カ月で最高位の六段取得という世界最短記録を持つ。 大会には日本から3人が出場し、 世界各国から選抜された53人が参加した。
競技は、 20種類の技の中から互いに引いたくじの技に挑戦。 3回挑戦し、 先に2本 (決勝では3本) 先取した方が勝ちとなる。 向井さんは初戦を2先取のストレート勝ち、 2回戦から4回戦まで全て逆転で勝ち進んだ。 日本人同士の対戦となった準決勝をものにし、 決勝ではスイスの選手と対戦。 リードを許しながらも、 後半に逆転し優勝した。

日本とはプレースタイルの異なる海外選手と交流することで、 新たな発見もあったという。 競技者として頂点を目指す日本の感覚に対し、 難易度の高い技を動画に編集するなど、 いかにしてけん玉のすごさを伝えるかに重点を置く他国のプレーヤー。 向井さんは 「技が決まらなくても楽しんでいる大人たちを見て、 自然と子どもたちも引きつけられるんでしょうね」 と話す。

また、 現地で出会った子どもたちには、 けん玉を手ほどき。 初めてけん玉に触れる子どもたちが黙々と熱中する様子が印象深かったという。

向井さんは 「今後の目標は、 日本けん玉協会主催の全日本のタイトルを取ること」 と話し、 10月以降も多数の選手権を控えている。

けん玉を始めてから約3年がたち、 教諭という職業の傍ら、 平成20年に立ち上げた同協会和歌山北支部の支部長として普及や後進の育成に力を注いでいる。「今回の経験で、 けん玉が教育的に優れている道具であると再確認した。 集中力を高め、忍耐力もつくけん玉を教育現場に生かしていきたい」。多くの可能性を秘めたけん玉を力強く握った。





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