2011年08月25日

00.社会

和歌山市の観光勉強中 お城で働く3人娘

和歌山市の観光勉強中 お城で働く3人娘

作成したマップをPRする3人(左から、 朝本さん、 高井さん、 吉川さん)

「私たちが和歌山を案内します」 。 和歌山市観光協会は、 10月に市観光土産品センター (和歌山公園内) 横に開設予定の 「和歌山城観光案内所」 で案内業務を担当する女性職員3人を新たに雇用。 現在、 市内の観光について猛勉強中で、 今月に入り、 初仕事として 「史跡 和歌山城たんけんMAP (マップ)」 を作成した。

案内を担当するのは、 高井寛子さん (26)、 吉川季和さん (25)、 朝本麻耶さん (22)。 県の緊急雇用創出事業臨時特例基金補助金を活用し、 6月から7月にかけて新たに雇用した。

3人は現在、 案内できる知識を修得するために市内の観光スポットを歩いて回ったり、 実際にバスを使って路線図を頭にたたき込んでいる最中だ。

高井さんは約7年間、 加太淡嶋神社でみこをしていたといい、 「神社でも加太の観光に携わった。 今度は市や県の観光に関わり、 和歌山を元気づけたい」 と笑顔。

中国語が堪能な吉川さんは 「中国人観光客に和歌山の魅力を伝えられるように頑張りたい」。 今春に大学を卒業したばかりの朝本さんは 「自分の身近なところから市内の魅力を伝え、 全体を盛り上げたい」 と意気込んでいる。

勉強も兼ねて作成したマップはA4用紙の2つ折りサイズ。 城内のスポットをパソコンを使って描いたイラストで紹介し、 関連したクイズを5問掲載している。 手作り感満載でシンプルな内容になっている。 まずは1000部を関連施設に置くという。





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