2011年08月30日

00.社会

9月は和歌山県を集中PR JAL

県出身のキャビンアテンダントに囲まれ大西社長㊧と記念撮影する仁坂知事 - 9月は和歌山県を集中PR JAL

県出身のキャビンアテンダントに囲まれ大西社長左と記念撮影する仁坂知事

空の旅で和歌山の魅力を発信。(株)日本航空(JAL、大西賢社長)は9月の1カ月間、県とタイアップし、機内食や機内誌、機内VTRなどを通じて県内の名産品や観光名所を集中的にPRする。JALが自社のツールを媒体として地域の活性化を目指すプロジェクト「JAPANPROJECT」の一環。


JALはことし5月に同プロジェクトを開始。これまでに、宮崎、高知、鹿児島、沖縄とタイアップし、毎月各県にスポットを当ててPRしてきた。県が以前からJALへ観光誘致の協力を要請していたこともあり、このたび第5弾として和歌山に白羽の矢が立った。

機内誌「スカイワード」の9月号では、「食卓のおなじみを探して和歌山へ」と題し、みなべ町の梅、有田市のミカン、湯浅町のしょうゆなど、県内の特産品を作り手の苦労とともに紹介。世界遺産の熊野古道やアドベンチャーワールドなども掲載されている。JALは月平均で、国内線の利用者約320万人、国際線約90万人。和歌山の特集が多くの搭乗客の目に触れることになる。

また、和歌山マリーナシティロイヤルパインズホテルの佐々木生剛総料理長が国内線のファーストクラスのメニューをプロデュース。10品目のメニューが10日替わりで提供される。梅干しのコンポート、紀州うめどりの空揚げ、タチウオの梅干し煮など、和歌山の名産品の代名詞ともいえる梅を前面に押し出している。

29日、和歌山市毛見の同ホテルで行われたプロジェクトの記者会見で、大西社長は「機内食は、梅に集中したことでファンを獲得できるのでは。白浜町は、首都圏から早く到達できるリゾート地でもある。PRでより多くの人に魅力を感じてもらえるはず」、仁坂吉伸知事は「県の良いところを県外に発信するのは簡単ではない。JALが和歌山と組んでくれて大変ありがたい」と話していた。





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