2011年09月02日

00.社会

殿様気分で大笑い 天守閣で寄席楽しむ

とのさま寄席

見晴らしも最高。天守閣で落語に聴き入った

殿様気分で落語を楽しむ 「とのさま寄席」 が28日、 和歌山城天守閣で開かれた。 文化創造グループ (花光郁会長) が主催したイベントの第2回で、 天守閣での落語会は初の試み。 市内が展望できる最上階で、 50人がプロの落語家の噺 (はなし)を堪能した。

会場には葵の紋の入った幕も張られ、 桂米朝一門の桂米紫と桂紅雀、 桂鯛蔵の落語に来場者は大爆笑。 合間には市語り部クラブが城の歴史を紹介した。

天守閣は久しぶりという人も多く、 同市の30代の主婦は 「生の落語は初めて。 面白かった」、 日高町の40代の女性会社員は 「風も涼しく楽しかった」 と笑顔で話していた。

同イベントは平成22年度わかやまの底力・市民提案実施事業 (翌年度部門)。二の丸庭園でのアマチュア落語会 「落語茶屋」 も同時開催しており、 紅葉のころには第3回落語茶屋を城内で開く。

花光会長(50)は、「とのさま寄席は2回だけでしたが、今回も桂枝曾丸さんらを迎えた第1回もとても好評でした。できればこれからも続けていきたい」と話している。





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