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見晴らしも最高。天守閣で落語に聴き入った |
殿様気分で落語を楽しむ 「とのさま寄席」 が28日、 和歌山城天守閣で開かれた。 文化創造グループ (花光郁会長) が主催したイベントの第2回で、 天守閣での落語会は初の試み。 市内が展望できる最上階で、 50人がプロの落語家の噺 (はなし)を堪能した。
会場には葵の紋の入った幕も張られ、 桂米朝一門の桂米紫と桂紅雀、 桂鯛蔵の落語に来場者は大爆笑。 合間には市語り部クラブが城の歴史を紹介した。
天守閣は久しぶりという人も多く、 同市の30代の主婦は 「生の落語は初めて。 面白かった」、 日高町の40代の女性会社員は 「風も涼しく楽しかった」 と笑顔で話していた。
同イベントは平成22年度わかやまの底力・市民提案実施事業 (翌年度部門)。二の丸庭園でのアマチュア落語会 「落語茶屋」 も同時開催しており、 紅葉のころには第3回落語茶屋を城内で開く。
花光会長(50)は、「とのさま寄席は2回だけでしたが、今回も桂枝曾丸さんらを迎えた第1回もとても好評でした。できればこれからも続けていきたい」と話している。
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