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2011年09月03日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

4日から下津歴史民俗資料館で最後の展示会

もう一度みたい絵・書・文書・工芸展

「これで見納めになるのは寂しく、 感慨深い」 と話す運営委員ら

来年3月末で閉館する、 海南市下津町上の下津歴史民俗資料館 (中谷澄雄館長) で4日、 見納め展 「もう一度みたい絵・書・文書・工芸展」 が始まる。 これまで約33年間にわたり、 古文書や民俗資料など1万点超の文化財を展示してきた。 運営委員らは 「最後の展示なのでぜひ足を運んでほしい」 と来場を呼び掛けている。

同館は昭和53年5月1日、 国宝長保寺の敷地内に開館。 運営委員が地域から文化財を借りて紹介するなど、 「地元に根差した展示」 を心掛けてきた。

運営委員の中に学芸員はおらず、 自分らで資料などを分析し、 説明文を手作りするなど苦労も多かった。 ただ、 借り物を返す時には、 説明文の展示パネルも一緒に返し、 持ち主に感激されることもしばしばあり、 やりがいは大きかったという。

初期から運営に関わってきた良田秀俊さん (81) は 「民家で思い掛けない美術品に出合うこともあり、 自分らも楽しかった。 住民の協力のおかげです」 と懐かしそうに語った。

今回の展示には、 過去の展示から選りすぐった古銭、 絵画、 工芸品、 土器など約100点を並べた。 下津町仁義地区で作られたミカンが、 遠くはロシアのウラジオストック (書簡では浦潮斯徳と明記)、 中国の大連などに流通していたことが分かるなど、地元ならではの資料も鑑賞できる。

月・火曜日休館。 開館時間は午前9時~午後4時半。 無料。 問い合わせは同館 (TEL073・492・4826) へ。閉館まで展示する。





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