2011年09月05日

03.スポーツ

Galaxyが初出場V 和歌山日曜野球夏季大会

MVPに輝いた坂本

MVPに輝いた坂本

第43回和歌山日曜野球夏季大会(大道眸運営委員長)の決勝が、 和歌山市北出島の市民球場で行われ、 初出場のGalaxy(ギャラクシー) が13―0でEarthdream (アースドリーム)を破り優勝を飾った。 初回に4点を奪い主導権を握ったGalaxyは、 8回に打者13人7安打の猛攻で、 Earthdreamを圧倒。 守っては先発、 救援の両投手が見事な完封リレーを披露した。 MVPには相手打線を6回1安打に抑えたGalaxyの坂本大樹投手が輝き、 優勝選手賞はEarthdreamの西本哲郎投手が獲得した。 しんぽう写真館はこちらから


◇準決勝
Galaxy
00000011
00000000
克 己
Hornets
00000000
000030×3
Earthdream
◇決勝
Galaxy
41000017013
0000000000
Earthdream
6月26日に開幕して以来、 約3カ月間にわたって熱戦が繰り広げられた今大会は、 4強の内3チームが初進出というフレッシュな準決勝となった。
その中で春夏連覇がかかった克己を下したGalaxyは、 ことし3月に桐蔭や伊都高のOBたちが中心となって野球仲間が集い誕生したチーム。 4試合で2本塁打を放った主砲山崎を軸とする長打を秘めた攻撃力と、 本格派の左腕坂本ら安定した投手陣の歯車がかみ合い、 我翔TRUTHや焼鳥おおつきら強豪を倒し、 決勝に駒を進めた。
決勝では、 好投手西本を擁するEarthdreamと激突した。 Galaxyは初回、 岡本の内野安打を足掛かりに、 相手守備陣の乱れから無死満塁とし、 松井の中犠飛で1点を先制。 佐藤の左翼線適時打などで3点を追加した。
2回には2死2塁から山崎の右翼線2塁打で1点、 さらに7回にも1点を加えた後、 8回には先頭の吉田から4連打を含む6長短打で7点を挙げ、 試合を決定づけた。
先発のマウンドを任された坂本は、 準決勝の克己戦での火消し役に引き続き力投。 速球を武器に、 Earthdream打線を翻弄(ほんろう)した。 初安打を許した5回には振り逃げと合わせて1イニング4奪三振という珍プレーも飛び出した。
7回から引き継いだ岡本も素晴らしいマウンドさばきを発揮。 7回に内野陣の失策で走者を出したが、 3イニングを無安打に抑え、 相手に反撃のすきも与えない鮮やかな完封リレーで初出場初優勝の栄冠を勝ち取った。

Galaxyの南監督は 「打線は確実に追加点が取れ、 投手陣も完封リレーができた。 投打にわたってうちらしい野球ができたと思う。 このような機会を頂いた大会役員の皆さんに感謝したい」 と述べ、 MVPを獲得した坂本投手は 「これまでチームに迷惑をかけた分、 準決勝、 決勝では返せた。 心配してくれた山崎捕手やみんなが支えてくれたからもらえた賞だと思う」 と喜びをかみしめた。 優勝、 準優勝ナインは次の皆さん。

《Galaxy》監督兼選手=南大樹▽選手=坂本大樹、 高野晃輔、 貴志優太、 山崎彰大、 堀内信孝、 岡本昌也、 野村健太郎、 辻川直樹、 高木俊輔、 喜多亮太、 鈴木亮、 下西孝典、 松井大樹、 吉田知樹、 森健騎、 佐藤直也

《Earthdream》監督兼選手=西本哲郎▽主将=児島光宏▽選手=栗野雄一郎、 小西拓郎、 正木博之、 羽端宏行、 橋本充浩、 太田博之、 森崎健司、 下地綾乃、 五所尾頼伸、 森田将行、 上田真、 船木亮佑、 羽端克行、 下村拓也、 羽端秀冶、 中島大輔、 木野哲弥、 吉川佑輝▽チアリーダー=小橋川雪子▽チアガール=貝持愛、 加納由麻、 北橋美沙、 羽端真由美





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif