2011年09月06日

03.スポーツ

和歌山イーグルスが県勢初V 東大阪市長旗大会・小学部

和歌山イーグルスが県勢初V

県勢初優勝を飾った和歌山イーグルスナイン

日本少年野球連盟ボーイズリーグ・第19回東大阪市長旗争奪大会が、 花園球場を主会場に開かれ、 小学部で和歌山イーグルスが初優勝を飾った。 1回戦から決勝まで3日間で6試合を戦う厳しい日程の中、 イーグルスは全試合で先制点を挙げる抜群の攻撃野球を展開し、 2試合連続のコールド勝ちを含め相手チームを圧倒。 決勝でも6回目の優勝を狙った強豪八尾ファイターズを7―3で破り、 念願の優勝旗を手にした。 中学部も合わせ同大会で県勢の優勝は初めて。

◇1回戦
イーグルス
2020004
0002103
箕面スカイラーク

◇2回戦
イーグルス
1051018
0001012
JFK

◇3回戦
イーグルス
15219
00011
大阪東淀川
(4回コールド)

◇準々決勝
イーグルス
12137
00000
若江ジャイアンツ
(4回コールド)

◇準決勝
大淀
0002002
01211×5
イーグルス

◇決勝
イーグルス
2031107
1000203
八尾ファイターズ

大会には近畿をはじめ北陸、 四国などから小学部49、 中学部64チームが参加、 ともにトーナメントで熱戦が繰り広げられた。

初戦の箕面スカイラークに4―3で辛くも逃げ切ったイーグルスは、 2回戦から本領を発揮。 俊足巧打のトップバッター荻原が全打席出塁で好機を広げると、 主砲猪鼻も4打数4安打と猛打爆発。 8―2でJFKに快勝した。 勢いに乗って3回戦の大阪東淀川、 準々決勝の若江ジャイアンツを、 いずれも4回コールドで下した。

初めて後攻となった大淀との準決勝では、 2回に玉置、 今城、 髙井の3連打で1点を先制すると、 以降も確実に得点を重ねた。 守っては玉置、 猪鼻の継投で大淀打線を2点に抑え5―2で制した。

決勝は、 これまでに大会4連覇を飾っている八尾ファイターズと対戦。 初回に荻原が右中間へ運び出塁すると、 すかさず2盗を決めた。 住岡が送り1死3塁から中西の中前適時打で鮮やかに1点を先制。 なおも1死2、 3塁から玉置の右犠飛で1点を加えた。

3回にも先頭荻原の左越え3塁打をきっかけに、 相手の守備の乱れを突き1点、 さらに中西の左前打、 猪鼻の右中間越え3塁打などで2点を奪った。 4回、 5回と着実に得点を加えたイーグルスは
玉置、 猪鼻、 中西の3投手がつなぎ、 八尾打線に3点を許したものの、 4点差を守り切り県勢初優勝を達成した。

イーグルスの中谷監督は 「この大会を目標に、 選手個々のスキルを上げるように努めてきた。 これまで 『練習は嘘をつかない』 と言ってきたことが、 優勝をいう実を結んだ。 支えてくれた皆さんに感謝し、 子供たちと一緒の喜びたい」 と優勝をかみしめた。 優勝ナインは次の皆さん。

《和歌山イーグルス》代表=北村幸三▽監督=中谷孝志▽コーチ=増田正博▽マネジャー=玉置紀博▽主将=猪鼻秀真▽選手=今城柊佑、 大久和、 荻原崇語、 小山龍成、 住岡夢斗、 髙井竜次、 玉置拓海、 中西賢、 澤田和樹、 髙井翔馬、 田尻和輝、 前谷風希、 和田孝生、 打越壮真、 岡井凌眞、 坂部楽世、 田村兼剛、 増田翔真、 山田佳吾、 早稲田光翼、 佐竹秀斗、 玉置梨央花、 坂部大翔、 玉置海翔、 小西隼翔





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