2011年09月11日

00.社会

昨年は一日49件 和歌山市の救急出動

昨年は一日49件 和歌山市の救急出動

AEDの使用方法の説明を受ける市民ら

和歌山市西消防署は 「救急の日」 の9日、 和歌山市中野のオークワパームシティ和歌山店でAED (自動体外式除細動器) の使用方法や救急車の適正利用についてPRした。 4日から10日までの 「救急医療週間」 の一環。

同署によると、 昨年の市内の救急出場件数は1万7962件で、 前年を933件上回る。 これは、 一日平均で49件、 29分に1件のペース。 市民の22人に1人が救急搬送されたことになる。 中には、 誤報や緊急性の低いもの、 病院までの交通手段として通報する人もおり、 正しい利用ばかりではないのが現状だという。

この日は、 同署員がAEDの使用方法や心肺蘇生法を人形を使って説明。 また、 救急車の正しい使い方を知ってもらおうと、 ティッシュやちらしを配って呼び掛けた。 同署の大方正光副署長 (55)は 「救急車の不適切利用が増えると、 救急車を本当に必要としている人の命が救えなくなる。 重要性を感じてもらいたい」と話している。





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