|
|
AEDの使用方法の説明を受ける市民ら |
和歌山市西消防署は 「救急の日」 の9日、 和歌山市中野のオークワパームシティ和歌山店でAED (自動体外式除細動器) の使用方法や救急車の適正利用についてPRした。 4日から10日までの 「救急医療週間」 の一環。
同署によると、 昨年の市内の救急出場件数は1万7962件で、 前年を933件上回る。 これは、 一日平均で49件、 29分に1件のペース。 市民の22人に1人が救急搬送されたことになる。 中には、 誤報や緊急性の低いもの、 病院までの交通手段として通報する人もおり、 正しい利用ばかりではないのが現状だという。
この日は、 同署員がAEDの使用方法や心肺蘇生法を人形を使って説明。 また、 救急車の正しい使い方を知ってもらおうと、 ティッシュやちらしを配って呼び掛けた。 同署の大方正光副署長 (55)は 「救急車の不適切利用が増えると、 救急車を本当に必要としている人の命が救えなくなる。 重要性を感じてもらいたい」と話している。
|
00.社会 - 同カテゴリの記事
|