2011年09月12日

00.社会

イソコのがれき撤去 サーファー2500人が協力

漂流ごみを収集場所に運ぶ男性

漂流ごみを収集場所に運ぶ男性

関西のサーフィンのメッカとして親しまれる和歌山市磯の浦の磯ノ浦海岸(イソコ)で11日、 「エコ&サーフ2011磯ノ浦ビーチクリーンフェスタ」 (県サーフィン連盟・主催)が開かれ、 約2500人のサーファーが清掃に汗を流した。

同海岸には、 自然災害の恐ろしさを物語るように、 台風12号の影響で流されたがれきや数メートルの大木、 竹などのごみが散乱。 同連盟が清掃を呼び掛けると、 その場に居合わせたサーファーたちも波乗りをやめて全員で清掃に取り掛かった。 大勢の参加者により、 開始からたった15分程度で、 波打ち際にあった大量のごみは数カ所に収集。 海岸はごみのないきれいな状態に戻った。

京都市から毎週同海岸に通っているという歯科医師の冨井学さん(33)は 「子どもや孫が楽しくサーフィンをできるように環境保全活動を続けていきたい」 と話していた。

ことしは、 毎年同時開催していた 「県知事杯・関西アマチュアサーフィン選手権大会」 を中止した。





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