2011年09月16日

00.社会

木下、北野、古田の3選手 全中新人ボート大会で優勝

木下、北野、古田の3選手 全中新人ボート大会で優勝

メダルを手に喜びを爆発させる3人(左から、 木下さん、 北野さん、 古田さん)

このほど、 岐阜県で開かれたボート競技の 「第20回全国中学校新人競漕大会」 で、 和歌山市の和歌山ローイングクラブ(堅田哲也会長)の女子3選手が、 シングルスカルとダブルスカルで優勝し、 2冠を達成した。 選手たちは 「練習の成果が発揮できた」 と喜びを爆発させている。

シングルスカルは、 和大付属中2年生の木下弥桜さん(13)、 ダブルスカルは、 同中2年生の古田真衣さん(14)、 向陽中2年生の北野七彩さん(同)ペアがそれぞれ優勝。

シングルスカル(1000メートル)は22艇が参加。 6艇が争った決勝で、 木下さんはスタートダッシュに成功し、 2位に6秒差(約16メートル)をつけて圧勝。 決勝レース直前まで強い逆風が吹いていたが 「スタート前には穏やかな風に戻り、 運も味方した」 と笑顔で振り返った。

ダブルスカル(500メートル)には14艇が参加し、6艇が決勝進出した。この日、古田さんと北野さんは、予選から絶好調。「いつも通り漕いだらいける」 とすでに優勝を確信していた。 決勝ではスタートで少し出遅れたものの、中盤に追い上げ、 2位に13秒差をつけてゴール。 2人は 「堂々とゆったりとした気持ちで挑めたことが勝利につながった」と話していた。

今後の大会に向けては、 ローイングマシン(ボート漕ぎ全身運動機器)で速度を抑えてゆっくり漕(こ)ぐ基礎練習に励み、 筋力と体力アップを目指していくという。

初めて3人そろって金メダルを獲得。 木下さんは 「ボートを始めて1年半でやっと優勝できた」。 北野さんは 「いつも追い掛ける立場だったので1位になれてうれしい」。 古田さんは 「自分たちの練習の成果が発揮できた」と喜びを語った。





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