2011年09月23日

00.社会

3部門で美しさ競う 県らんちゅう品評会

第75回県らんちゅう品評会

ランチュウを品評し合う会員ら

「第75回県らんちゅう品評会」 (和歌山錦鱗会主催) が18日、 和歌山市湊の河西緩衝緑地で開かれ、 会員30人が育てた約200匹のランチュウが出品され、美しさを競った。

戦前から開かれている品評会。 ランチュウは、 背びれがなくずんぐりとした魚体で頭部の隆起などに特徴がある金魚の一種。 病気になりやすいので育てるのが難しいといわれる。

審査では、 ことし生まれの当歳魚、 昨年生まれの二歳魚、3年以上の親魚の3部門に分かれ、 頭や胴体、 尾の形、 泳ぎ方で評価された。

親魚で3年連続、最高の賞 「東大関」を取った同市狐島の中島久一さん (65)は 「頭や尾に特徴があるので自信はあった。 大切に育ててきたので、 うれしい」と笑顔。 山本康夫会長 (64) は 「親睦を深めながら、 『和歌山に行ったら最高のランチュウがある』と全国に発信していけるようにしていきたい」 と話していた。

当歳魚と二歳魚の 「東大関」 は同市狐島の有馬靖直さん。





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