2011年09月28日

00.社会

馬券売場の設置反対 本町第7自治会が要望書

馬券売場の設置反対

要望書を提出する本町自治会の役員たち

和歌山市米屋町のぶらくり丁商店街 「ぶらくりブリスビル」 2階に兵庫県競馬組合の園田、 姫路両競馬場の場外馬券売場設置計画が浮上している。 7、 8月に設置業者(尼崎市)が地元自治会に説明会を開催。 これを受け、 本町第7自治会は27日、 市役所を訪れ、 大橋建一市長宛てに設置反対に関する要望書を提出した。

設置業者が地元自治会などに配布した設置計画説明書によると、 売場には自動発売機など12の窓口を設置。 入場者数は一日約2000人、 販売日数は年間210日の予定で、 営業時間は午前10時~午後9時。 開設予定は平成24年度としている。

同自治会は今月21日に臨時総会を開き、 設置反対を決議。 提出した要望書は 「自治会会員の7割が設置反対。 治安悪化などの懸念がある。 今だけでなく将来も、 本町地区に公営ギャンブル施設を設置されないように要望する」 としている。 同自治会の松下博昭会長(67)は 「本町を活性化したいが、 ギャンブル施設が来てもらったら困る」 と話している。

市企画課によると、 設置には国(農林水産大臣)の許可が必要。 許可を得るためには、 市長や市議会、 地元住民が反対していないことが条件となる。 本町にはこれまでも、 場外舟券売場設置計画があったが、 地元住民などの反対で設置に至らなかった。





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