2011年09月29日

00.社会

長濱兄弟 ダンスで「ナキワラ」近畿大会へ

ナキワラ! 2011

ポージングもばっちりの健太朗君左と康平君

中高生が主張、 音楽、 パフォーマンスで自己表現する 「ナキワラ! 2011」 (NPO法人ニューライフ・アドベンチャー運動実行委など主催)の近畿大会パフォーマンス部門に、 県立和歌山北高校1年生の長濱健太朗君(16)と、 弟で市立城東中学校3年生の康平君(14)のダンスユニット 「乱撃」 (らんげき) が県代表として出場する。 2人は 「選ばれたからには全国に行けるように頑張ります」 と意気込んでいる。 近畿大会は10月2日。

先日、 市民会館で県大会が開かれ、 同部門は県立有田中央高校清水分校1年生のユニット 「Rai nbow☆Star」 と一騎打ちに。 同ユニットの腕をしならせながら踊る 「パンキング」 に対し、 2人は同じくストリートダンスの一つ、 ブレークダンスで挑んだ。

健太朗君はオールマイティーに踊る器用さを持つムードメーカー的存在で、 常にみんなの盛り上げ役。 一方でシャイな一面を持つ康平君は派手な兄の演出にそっと花を添えるような踊りで魅了する。 ユニット名は、 響きの良さから決めたと言うが、 アップテンポな曲に合わせてくるくると技を繰り出す2人のダンスは、 まさに乱撃そのもの。

2人は幼い頃からダンスを始め、 健太朗君は友達とダンスチームも組んでいる。 将来は 「ダンサーとして有名になりたい」 と野望を掲げ、 今回は夢への第一歩を踏み出したかたちだ。 2人はいつでも楽しんでダンスをするように心掛けており、 踊りきった後は普段の学校生活では味わえない達成感を感じるという。

しかし、 後方転回(バック転)や頭を床に付けて回るヘッドスピンなど大技になると、 振り付けを完全にマスターできず、 つまずくこともある。 2人は 「大技で観衆を引き付けられるように強化したい」 と力を込めた。

本紙エリアからは、 音楽部門で県立和歌山工業高校3年生の御前貴衡君が代表メンバーに選ばれている。





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