2011年10月17日

03.スポーツ

和歌山イーグルス4年ぶり優勝 ボーイズリーグ

和歌山イーグルス

4年ぶり6回目に優勝を飾った和歌山イーグルスナイン

日本少年野球連盟ボーイズリーグ第41回関西秋季大会県支部予選小学生の部が、 紀美野町の五色台球場で行われ、 和歌山イーグルスが4年ぶり6回目の優勝を飾った。 決勝は4連覇を目指す黒潮ボーイズと対戦。 初回に今城の2点適時打で先制したイーグルスは、 主砲・猪鼻の3点本塁打などで確実に得点を重ね、 両チーム合わせて3塁打6本、 2塁打8本も飛び出した乱打戦を11―9で制し、県代表切符を手にした。 しんぽう写真館はこちらから

◇1回戦

御坊Jタイガース
20002
黒潮ボーイズ
470X11
(4回コールド)

御坊Jタイガース 03003
和歌山イーグルス 114410
(4回コールド)

◇決勝

TEAM123456
和歌山イーグルス
24140011
黒潮ボーイズ
1040409

初戦でともに2桁得点を挙げた攻撃型の両チームが激突した決勝は、 先攻のイーグルスが初回、 2死2、 3塁から今城が左越え2塁打を放ち、 鮮やかに2点を先取した。 2回には1死3塁の好機に、 荻原がスクイズ。 相手の堅守に得点はならなかったが、 走者が三本間に挟まれている隙に、 荻原が2塁に進んだ。 続く玉置の打席で、 すかさず3盗を決め、 相手守備陣の乱れを突き1点を奪った。 荻原の果敢な走塁がイーグルスのムードを盛り上げ、 玉置、 中西の連打に続き、 猪鼻の豪快な中越え本塁打で3点を追加した。

3回には小山が右中間を抜く3塁打、 大久が中前に運び1点を加え、 4回に猪鼻、 今城、 髙井竜、 小山、 住岡の5連打で一気に4点。 14本の長短打を絡め先発全員安打で11点を挙げた。

追う黒潮も初回、 1死2、 3塁から4番三苫がスクイズを決め1点を返すと、 3回には三苫、 平林、 西川の3連打を含む5本の集中打で4点。 5回には神南の左前打から始まった4連打と佐藤の中前適時打で4点と反撃態勢を整え、 あと3点まで迫った。

イーグルスは3投手がつなぎ救援の中西が最終回を力投。 内野安打を許したが、 見事なマウンドさばきで零封。 保護者の歓声や拍手に包まれ、 念願の優勝旗を手にした。

関西秋季大会は22日、 兵庫県・淡路佐野第1球場などで開幕する。

イーグルスの中谷監督は 「打撃戦にはなると思ったが、 しんどい試合だった。 2死からでも点が取れるように気持ちを前に出せと指導した通りに、 攻撃ではみんな頑張った。 守りでは最終回を任せた中西がよく締めくくってくれた」 とほっとした表情だった。





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