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金賞を受賞した長田さん |
「漆器に似合う料理コンテスト」(漆器deグルメ実行委主催)の2次審査会と表彰式がこのほど、海南市日方の海南保健福祉センターで開かれ、和歌山市紀三井寺の主婦、長田香織さん(34)の考えたレシピが金賞に輝いた。
地場産品の山椒かシラスのどちらかを生かし、漆器に合う「創作パスタ」のレシピを競った。県内外の21人から26点のレシピが寄せられ、この日は1次審査を通過した4人が実際に調理した。料理研究家らが審査員を務め、料理手順や味、食材の活用方法など計6項目で判断した。
長田さんのレシピは「しらすとモロヘイヤソースのタリアテッレ~和歌山仕立て~」。タリアテッレとは、きしめんのような平たいリボン状のパスタ。モロヘイヤのもっちりとした食感と揚げシラスのパリパリ感の両方が楽しめ、ニンニクとバジルソースで食欲をそそるよう工夫した。
他にも酒かすや豆乳、柿ピューレなどを使った珍しい料理もあり、山椒を使ったものは少なかった。「山椒は個性的な味があるので使い勝手が難しかった」という声もあった。
2次審査では、有田市初島町里の本多碩峯さん(67)が山椒を唯一使用し、銅賞に選ばれた。
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