2009年07月18日

02.政治・経済

和歌山をラスベガスに!?

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カジノ構想を語る水野さん

和歌山青年会議所 (JC、 友渕勝成理事長) は16日、 和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で7月例会を開き、 南紀ワールド警備保障(株)社長の水野孝治さんが 「和歌山のカジノ構想」 というテーマで講演した。

平成16年に白浜町で白浜町活性化委員会を設立し委員長に就任した水野さんは、 高齢者の定住を図るシニアタウン構想を提言。 同構想を実現させるには財源確保のためカジノ構想は不可欠だとして、 その可能性について研究を続けてきたという。

水野さんは、 カジノの代名詞であるラスベガス市の現状を報告。 人口は1980年に50万だったのが2007年には200万人に増加。 小学校200校、 中学校45校、 高校36校、 大学が2校と、 世界一の文教都市になっている。

また全米トップレベルの病院が多数あり、 特に歯のインプラント技術に優れていると述べ、 同市がカジノを核に発展したと説明した。

さらに 「和歌山のカジノ」 について、 自治体や経済団体が参加してカジノ・エンターテインメント研究会が設立されるなど、 全国の中で一歩リードしていると発言。 日本にカジノが許可された場合 「最初の3カ所」 に入る可能性は極めて高いとし、 「カジノで和歌山を活性化させよう」 と結んだ。

講演終了後も、 会場から 「韓国ではカジノが倒産したと聞くが」 や 「競馬など他のギャンブル業界の反応は」 など多くの質問が飛び出し、 カジノ構想に対する関心の高さを示していた。



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