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| 軽めの練習をこなしながら運命の日を待つ岡田投手(21日、智弁和歌山高校のグラウンドで) |
29日に東京都内で開かれるプロ野球のドラフト会議で、 和歌山からは智弁の岡田俊哉投手が1位指名候補として有力視されている。 3年連続夏の甲子園で先発し、 140キロ台の速球とスライダーは目の肥えたスカウトたちをうならせてきた。 1週間後に迫ったドラフト会議を前に本紙が岡田投手に直撃した。
「まさかこんなことになるなんて思ってもいませんでした」。 指名は確実と思われるドラフトを目前にして、 さぞ緊張感に包まれているのかと思いきや、 岡田投手から意外な答えが返ってきた。
プロ志望届を提出してからこれまで、 セ・パ11球団が接触。 それでも、 「何も考えていないんです。 実感がないというか...。 もし指名してくれるならどの球団でもいいです」 とあっけらかんとしたもの。 毎日練習に顔を出しているが、 国体が終了し、 高校野球は事実上引退。 今はその解放感が心地いいんだとか。 マウンド外の顔はまだ、 あどけなさを残した17歳の高校生だ。
根っからの野球小僧で友人と遊んでいても、 気がつけばいつも野球のことを考えている。 後輩たちの試合が気になって、 電話で試合内容まで細かく聞いてしまうこともあるという。
岡田投手に対するスカウトの評価は今夏の地方大会からすでに高かった。 しかし、 その株をさらに押し上げたのは実は甲子園が終わってから。 高校日本選抜として渡米する前に行った近畿大学との練習試合で大学生相手にわずか3回で7奪三振と絶好調。
本人は 「プレッシャーのない中での投球だったから」 と謙遜するが、 アメリカでの投球内容も含め、 ドラフト指名をさらに引き寄せるには十分だったようだ。
髙嶋仁監督は 「体を大きくすればもっとスピードも出るし、 いい投手になるよ」 と期待を込め、 2年生の西川遥輝選手も 「球のキレがすごい。 プロでの活躍が見たい」 と話している。
目標は、 同じ左腕で名前も同じのソフトバンク杉内俊哉投手。 「僕もあんなストレートを投げたい」 と意気込む。 181センチ、 67キロの細身の体に期待を込めずにはいられない。
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