2009年11月06日

00.社会

日本一新鮮な魚介、漁船から直接販売、雑賀崎漁協

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「絶品ですよ」とピチピチはねるアシアカエビを持つ西山組合長

和歌山市の雑賀崎漁業協同組合 (西山均組合長) は15日から、 漁から戻った漁師による港での直接販売を本格的にスタートさせる。 漁協あげての直接販売は全国でも例がないといい、 西山組合長は 「2、 3時間前に海で泳いでいた魚が、 その日の夕ご飯に味わえる。 日本一新鮮です。 そして魚の本当の味とおいしさを知っていただきたい」 と呼びかけている。

同漁港では以前から、 一部の主婦らが漁から戻る船を待ち、 船のいけすで泳ぐ魚介類を漁師から直接購入。 新鮮で安いと評判になっていた。 そのため同漁協は、 もっと広く市民に知ってもらい利用してもらおうと、 市とも協議して準備を進めてきた。

同漁協に所属する漁船は61隻。 未明に一斉に出漁し、 漁から戻ってくるのは午後3時ごろから5時ごろ。 漁や季節により魚種は異なるがマダイやウマヅラハギ、 カマス、 タチウオ、 コウイカなど数え切れないという。

特にこれからが旬のアシアカエビ は絶品で、 プリプリした食感とたっぷりのうま味と甘みが特長。 西山組合長は 「ぜひ生で味わってほしい」 と話す。

そして、 「切り身でしか知らない魚も、 漁に使う網なども見られる。 子どもさんも喜ぶのでは。 買う際は重さ指定でも、 数指定でも、 『1000円分ちょうだい』 でもいいです。 親切に販売しますのでぜひ遊びにきてください」 と話している。

直接販売は休漁日 (火・土曜日と、 祝日の前日) 以外は毎日行うが、 特に15、 23、 29日は市と協力して盛大に実施。 大漁旗なども掲げる。 午後2時から5時。 無料駐車場あり。 ただし天候不良で出漁できない場合は中止になるので電話で問い合わせを。 雑賀崎漁協 (073・444・2282) または市水産振興事務所 (073・447・0327) へ。



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