5年前、和歌浦に復活した観光遊覧船。
このGWからは和歌山市毛見のマリーナシティ発着便が運航しています。
偶然現地でそれを知り、乗せていただくことに。
船に乗り込み、手渡させたのは「かっぱえびせん」
「・・・?」
すると「カモメが来たらあげてください」とのこと。
「なるほど。」
エンジン音がひびき、小さくなっていくマリーナシティの景色にさよなら。
大海原を、白い波しぶきをかき分けて船は進む。
何とも言えない開放感。
「気持ちいいなぁ~」
片男波や雑賀崎、上人窟や双子島などを周遊する50分のコース。
残念ながらカモメの群れには出会えなかったけれど、
和歌浦の景色を普段とは違った角度から見られる楽しい時間でした。
イベントを運営するのは(有)新和歌観船の横田邦雄さん(29)。
奥さんの千聡さん(同)と息子の裕人君(5)、母親のみな子さん(58)も手伝う家族運営で、
邦雄さんは平日は漁師のお仕事をされています。
みな子さんは「まぁ息子がやるって言うから協力しようと思ってね。家族みんなで張り合いがあっていいですよ」と笑顔。
遊覧から戻ったかと思うと、最終便の予約を受け付け、
一息つく間もなく小走りで最終出航に向かう横田さん家族の後ろ姿がとても微笑ましくて
素敵だなぁと思いました。
(空)