あまりに突然発生した悲劇にボクはうまく対応できずにいました。先週金曜日の、マイケルジャクソン緊急病院搬送から死亡までの電撃的な流れは、よくある「～死亡説」とは明らかに違う重量感がありました。
　「ああ、やっぱり亡くなったのね」的な、周りの若い衆の反応を見るにつけ、ああ、マイケルってもはや過去のスーパースターなんだなあ、という気もしました。ジャクソンファイブから飛び出した手足の細い若者。見たことの無いダンスとブレスで80年代を駆け抜け、世界的成功を収めた後は自分の世界から出るのを拒絶し、表舞台に出てくるのはゴシップのネタばかり。本来の人生の円熟期を暗闇の中で過ごさざるを得なかった彼の人生は、決して幸せなものではなかったと思うのです。
　気楽にやれよ、と誰かが言ってやるべきだったのかも。気がつけば50歳だったマイケルのご冥福をお祈りいたします。

以下、オンエア曲リスト
ME&MY - Dub-I-Dub
dc Talk - Jesus Is Just Alright
Eternal - Power Of A Woman
Wendy Moten - When The World Is Running Down
Michael Jackson - You Are Not Alone
Maxi Priest - Message In A Bottle
Michael Learns To Rock - That's Why (You Go Away)

　最後の曲は単にマイケルつながりというわけではなく、まさに、今のボクの気分という感じです。
Michael Jackson - You Are Not Alone

　90年代中番のこの曲は名曲だと思います。しかしマイケル、白すぎ。