晴明伝説の真骨頂、モノノケ退治伝説in龍神村。
安倍晴明社よりトンネルをくぐって更に県道龍神十津川線を東進すると、間もなく目に入ってくる案内板がこの「安倍晴明所縁の地」の碑である。
安倍晴明伝説
平安時代(寛和年間)、今から千年余り前、現在の龍神村大字殿原字谷口在所の庄司新九郎のもとに陰陽道師安倍晴明が立ち寄った。
そのころ、神山(笠塔山)には妖怪が出没し、里人や通行人に危害を加えることがあった。晴明は、住民の難儀をみかね、山に登り祈祷三昧に伏したが、妖怪はたちまち大雨を降らした。
そこで晴明は、己が杖を柱に、笠を屋根とみなし、これを堂の代わりとして三日三晩護摩を焚き、妖怪を猫又滝(地名)に追い込み祈り伏せた。
晴明は、滝の岩に梵字を刻み、この字の消えぬうちは滝壺から一歩も出ることを許さんと告げ山を下りた。
その後、山は笠塔山と呼ばれ、近隣在所には、晴明ゆかりの地名や伝説が残っている。
(村誌下巻「民族史」より):看板文そのまま
平安時代(寛和年間)、今から千年余り前、現在の龍神村大字殿原字谷口在所の庄司新九郎のもとに陰陽道師安倍晴明が立ち寄った。
そのころ、神山(笠塔山)には妖怪が出没し、里人や通行人に危害を加えることがあった。晴明は、住民の難儀をみかね、山に登り祈祷三昧に伏したが、妖怪はたちまち大雨を降らした。
そこで晴明は、己が杖を柱に、笠を屋根とみなし、これを堂の代わりとして三日三晩護摩を焚き、妖怪を猫又滝(地名)に追い込み祈り伏せた。
晴明は、滝の岩に梵字を刻み、この字の消えぬうちは滝壺から一歩も出ることを許さんと告げ山を下りた。
その後、山は笠塔山と呼ばれ、近隣在所には、晴明ゆかりの地名や伝説が残っている。
(村誌下巻「民族史」より):看板文そのまま
看板前から丹生ノ川を挟む笠塔山の頂を望む。
吊橋の向こうから沢が奥深くまで続いているようだ。猫又滝はこの奥だろうか。しかし吊橋が朽ち果てており今は渡る事ができない。訪れる観光客が少ないのは分かるが、いつから放置されているのだろう。
【以下危険ですからよい子の皆さんは真似してはいけません】
突然、[I]隊員が何かに取り憑かれたように沢を渡りだした。何か独り言をブツブツ言いながら、沢の奥に消えていったのである(注:吊橋は危険なため50mほど先の堰から河原に降下した)。
およそ30分後帰ってきた[I]隊員の報告:
足を踏み込むと、急に強い磁場のようなものを感じて眼球に圧力を感じ、視界が歪んだ。更に進もうとすると眼鏡が飛ばされ破損。自然のままの沢がずっと奥まで続いているが前進を諦め帰還せざるを得なかった。霊障?みたいな?
↑奥で撮ってきた写真
おおよそ滑ってすっ転んで眼鏡を壊してしまったんだろうが、真実はその地に足を踏み入れる勇気があった[I]隊員しか知らない。