難易度「ドS」級のシラスナブラ(通称パクパクナブラ)。海面でシラスをパクパク、パシャパシャとボラのように食っている青物は、かなりの強敵。某遊漁船のD船長が「あいつら口ない」と嘆くほどルアーに食ってこない。
先週ごろから中紀より南でこのシラスについた青物のナブラが沸いているが、案の定、適当に選んだルアーだと、ナブラにストライクしてもまったく食わない。超セレクティブなモードに泣かされる。
100マイル先で蚊が飛んでいるのが見える鳥人(とりじん)梶やんが発見した、ほぼ唯一「爆釣できる」と思われるパターンを参考に、それ用のルアー吟味に吟味を重ねて購入。リベンジを誓った。
バレンタインサンデー、和歌山市内からはるばる中紀まで、彼女をほっちらかして谷中キャプテンがボートを走らせ、それに便乗させてもらったのはいいが、なんとその唯一「効く」と思われるルアーを持ってくるのを忘れた。現場では至る所で大ナブラとなったものの、案の定、手持ちのルアーではノーフィッシュ。3人でヒットしたのは、同じく新婚なのに嫁さんをほっちらかして釣りに来たYさんのこの1匹だけ(しかもツバス)。
僕は用事で、昼からは泣く泣く下船。僕の代わりに乗り込んだ「負のオーラ満載」のY師匠が大まぐれ(!?)でメジロを1匹ゲットしたとメールが届き、著しくブルーな気分に。
さらに追い打ちをかけるように、梶やんの友達が、僕が目を付けていたのと同じようなルアーで2ケタ釣りを達成したとの情報が。
パターンさえ分かれば釣れるようだ
食べてるエサはこんなん
これからはもう少しベイトフィッシュも大きくなり、釣りやすくなる。そう信じて、リベンジしたいもんです。
(海)