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2010年03月25日
全国シェア日本一!御坊・自動雀卓工場に潜入


 趣味の多様化などに伴い、特に若い世代からの関心が薄れてきているようにみえる「麻雀」。そんな中、高度成長期の日本を過ごし、最近第一線を退いた団塊の世代の間で、高度な頭脳ゲームとして見直され始めている。13世紀、中国で考案されたこのゲーム。かつてのように室内ゲームの最高峰として幅広い年齢層のファンが麻雀ゲームを楽しんできた日々がよみがえろうとしている。

 全自動麻雀卓など麻雀グッズを取り扱う大洋ユニマック㈱(本社御坊市、上西一永社長)の家庭用全自動麻雀卓「アモスマーテル」(販売価格19万8000円)が好調な売れ行きを見せている。
 同社は、麻雀牌の生産量日本一を誇る大洋化学㈱を母体とする企業。同機は値段を抑えた普及機としてのラインナップだが、機構は1モデル前の業務用卓を再構成したもので、雰囲気は雀荘そのものだ。

 同社の毛見泰徳さんは「現役時代に麻雀を楽しんだ退職者世代が自宅用に購入するケースが多く、グループ購入も見られる。値段もインパクトがあるようだ」と話しており、麻雀がコミュニケーションツールの一つとして再評価されていると分析する。
 また、指先を動かしながら約40の役を狙い、瞬間的な判断と考察を繰り返すルールは脳の活性化に繋がり、認知症や介護予防対策にも効果があると各メディアで取り上げられ注目を集めている。

 今回は、同社に特別に許可をもらい、麻雀卓工場の中を見学させてもらった。

 製造しているのは広い敷地内の一角。案内の毛見さんが「雀卓製造部」の扉を開いてくれた。「雀卓」は「麻雀卓」の省略形ではなく「雀卓」という商品なんですな。日本一の企業がいうんだから間違いない。


 どーんと広い工場内に製造中の卓が並ぶ。想像していたよりもマニュファクチュア感が強い印象。
 卓は内部構造と外装に大きく分かれており、内部構造は海外生産なんだそうだ。海外工場で組み立てた構造をこの工場に搬入し、樹脂製の外装を取り付けて仕上げる。


 構造が正常に作動するかを綿密にチェック。プレイ中は見ることができない卓の中は非常に精密なメカであるため、ランニングチェックは何度も繰り返し行われる。


 天板を張った状態。プレイ感に直結する部分のため、牌の滑りやセンターのランプ類のチェックは非常に慎重。おかげで同社製品は致命的なトラブルが非常に少ない。メンテも行き届いているようだ。


 同社製品自慢の自動点棒計算システム。他家の点数も一目で分かるので三味線が全く効かない。オーラスの点数自己申告ルールは、雀荘ではもはや昔のものなのだ。計算の仕組みは、点棒に仕込まれたICチップをトレーが読み取るもので、雀卓はまさに精密メカとハイテクが組み合わさった高級遊具なのである。


 牌を1セットずつパッケージ。手でフイルムを巻いていた。


 前述したように、最近シルバー層などの間で麻雀人気が復活している。それに合わせ、牌の刻印が以前のものに比べ大きめに改良されたものが人気だという。並べて比べると一目瞭然。彫りも深く、手に馴染む感じで確かに使いやすそう。


 同社は、首都圏などに雀荘「脳スポ麻雀スタジアム・雀笑家」を展開。初心者向けの麻雀教室を開催し、「(お金を)賭けない、(お酒を)飲まない、(タバコを)吸わない健康麻雀」普及に取り組んでおり、最近はシルバー層の受講者が増加しているという。麻雀は単なるレジャーではなく、介護予防ツールの役目を持つ時代となった。


 同社の雀卓を買うともらえる、雀牌ストラップ。お気付きの読者もいると思うが、ストラップといえどモノホンの雀牌だったりする。




▽商品のお問い合わせは大洋ユニマック(株)(0120・60・8141・月~金、午前9時~午後6時)まで。










2010年03月25日 18:35


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