晩秋に雨が降ると、次の春にはほんまに稚アユの量が多い。去年も晩秋に大雨が降ったから、今、普段入らないような港にも、どっさりいる。
由良町とか広川町の港に入ってる稚アユって、どっち行くんやろ? 日高川? それとも有田川? 広川っちゅう考えもあるけど、いくつかの川のんが混合してるっちゅうパターンは、ないんかな。一度、県の水産試験場に聞いてみよ。
その「中途半端な位置」の漁港で稚アユの群れを発見。80cmクラスのシーバスが追い回してた。あー、超苦手なパターン…。ことしもさんざんな目にあってるし。
ルアーに引っ掛かってきた稚アユ
漁港の稚アユ=ヒラスズキのイメージが強いが、シルエットからしてどうやらマルスズキっぽい。それも確かめたかったんで一応1時間ほどトライしたけど、やっぱりアタリすらない。途中何度かビニール袋のヒットにドキッとさせられた。皆さん、ごみは持ち帰りましょう。
「難しいなぁ…」。ずーんと、へこみながら海を見てると、明かりの下で、パチャッと小アジがライズ。
「……。」
この前買ったメバルロッドも使いたいし、ちょっくら浮気。スクリューテールワームを少し短めにカットして小型のジグヘッドに装着。こちらは1投目ですぐさまヒット。グググッと竿先を押さえ込み、なかなか小気味よいファイト。「あー、癒される…」。15-18cmのアジを3匹ほどゲットした。
自分、弱いもんと小物にはめっぽう強いのです。てか、こんなことやってるからシーバスよう釣らんのやろなぁ。(海)