staffblog_title.gif
 スタッフ総出で綴ります



« 皐月賞はヒルノダムールで | メイン | 芸術の春 »

爆!釣り部
2010年04月19日
ハードロックフィッシュ・ムラソイ


 メバルロッドを買ってから、「小物をいじめたい」衝動にかき立てられ、仕事がてら、メバルの聖地紀伊半島東側からランガンで和歌山まで北上計画を立てた。

 まずは拠点となる紀南釣り具店で情報を仕入れる。店の扉に貼られたメバルダービーの結果に目をやると、トップは34cmで、5位まですべてが30cmオーバー。さすがはメバルの聖地。胸も躍るが、仕事の都合もあり、メバルはデイゲームのみでのチャレンジ。あえなくワームをフグにかじられる程度で撃沈し、移動した。

 とあるゴロタで、穴釣りをしてるおじさんを発見。ガシラかな? と見てると、20cm以上もあるムラソイを目の前で抜き上げた。「まだこんなサイズが残ってるんや」とテンションがあがり、自分もメバルロッドで挑戦。おじさんは土佐カブラにオキアミを付けるというオリジナル釣法で、「見てて飽きない程度」に釣果を上げていた。ぼくもジグヘッドにエコギアのSサイズをセットして穴に落とすと、すかさずヒット。10cmほどの小型だったが、小気味良いファイトで楽しませてくれた。

ムラソイ
10cm

 しかし、次にヒットしたのが目測25cm。アタリと同時に竿先を締め込み、相撲でいえば立ち合いで勝負あり。一瞬で穴に潜られた。その後、もう一度ラインをブチ切られ、ハードロックフィッシュには繊細なメバルロッドは通用しないことを確信。車まで戻り、ライトアクションのシーバスロッドにPE0.8号、リーダー4号という本気タックルでリベンジすることに。

 ポイントに戻り、チョンチョンと穴を探っているとギュイーンといきなり竿先を締め込むアタリ。そのまま引き抜くと、16cmの良型をゲット。16cmとあなどるなかれ、シーバスロッドは弓なりになった。
 その後、20cmオーバーも仕留め、取りあえず満足。ムラソイのルアーにアタックしてから穴に潜るスピードは、ガシラの比ではない。黒い影が一瞬でよぎる感じ。体つきもマッチョで、肉質も明らかに違う。食べてもガシラより味が濃く、ゴムを噛んでるような弾力がある。

ムラソイ
16cmの良型

ムラソイ
20cm超の大型。周辺の岩の色にそっくり


 ゴロタでアツくなりすぎて、ランガンは中途半端に終わったが、途中、メバルロッドに持ち替えて日置の河口周辺でデカカマス釣り。泥濁りに中、1匹ゲット。メバルタックルで40cmのカマスはちとしんどかった。

 紀南地方のランガンは景色もいいし、楽しいもの。だが、現在、日曜日にこのプランを立てた場合、和歌山―南紀田辺間の高速料金がETC搭載の普通車で片道1000円、往復でも2000円。これが、6月の新料金では往復4400円(和歌山―南紀田辺は68kmで、70kmに満たないため、上限は適用されず?)となる? よく分からんが。「大多数の人が値上げ」になるこの新料金制度。いまさら「マニフェストに高速無料化をうたってた」なんて言いませんが、ちょっとひどくないですか?(海)

高速料金
今はまだ片道1000円だが…


2010年04月19日 16:30


shimpo_banner.jpg
わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。

Yahoo! JAPAN

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

最近のエントリー
atom

StaffBlog一覧

アーカイブ