季節は春。芸術といえば秋かもしれませんが、前から興味のあった陶芸を体験してきました。
　まずは土を選びます。４種類の中から、釉薬をかけた色合いを見ながらしばし吟味。友人は赤土、私は…名前を忘れてしまいましたが、グレーのベーシックな、「ザ・土」を選択。土のさわり心地は、ん～まさに粘土。夏休みの宿題でやった紙粘土の工作を思い出しつつ、お茶碗と湯飲み（ポッチ付き）を作ることに。
　丸く、まるくこねます。テニスボールくらいの物ができたら、くぼみを作りつつ、手びねり台へドーン。あとは、下から上へ整えてゆきます。しばし無心…。「気軽に話しながらやってね」とスタッフの女性に声をかけられても、口を開く余裕がない…。気づいたら、まあ左右非対称なでこぼこのお茶碗（もどき？）が目の前に。おおざっぱな私らしい作品。同じような行程で湯飲みを作る私の隣では、カフェオレボールなんてゆう洒落た物を作った上、皿を作ろうとする友人。棒で土を伸ばす作業が楽しそう…。私はちまちまと手びねり…。
　結局、少し残った土で遊び心を爆発させ、はし置きを作成。始めはネコのつもりだったのが、ユニコーンのようになり、顔もちょっと怖い。
　
焼き上がりはどうなるのやら。楽しみです。 （美）