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爆!釣り部
2010年08月16日
ルアーソムリエ十番勝負②(割りばしとたれびん)



 お弁当を食べ終わったら、割りばしとソースやしょうゆが入った「たれびん」を捨ててませんか? これらも立派な爆釣ルアーになります。リユースできるものの目利きをするのがルアーソムリエ。エコフィッシングがバックボーンです。



 ではまず、割りばし。今回は「ミノー」を作ってみましょう。



 割りばしの先を適当にカットして「それっぽい形」に削ります。ピンバイスで穴を開け、ステンレス線で作ったアイを差し込みます。




 ガン玉を半分に切ったものを、スイムバランスが取れるように中央やや前方下に接着剤でセット。今回はゴージャスに市販品の目もつけました。えらいもんで目を付けるだけで、無機質だったものに生命感が一気にみなぎってきます。
     


 できました! ちょっと「王様」の香りがする(分かる人だけ分かってください)お手軽ミノーの完成です。
       

 ちなみにコーティングも塗装もしない場合、素材が割りばしだけにあっという間に水が染み込んで本来の動きをしなくなります。できればコーティング(本来ならウレタンやセルロースの液体にどぶ漬けが理想。なければ車用のクリアのスプレー塗料を厚めに吹いても十分)しましょう。少し強度も上がります。ま、所詮割りばしなんで、そこまで「凝らない」ことも一つのエコスタイルでしょう。


 では実釣スタート。今回もちびっ子ギャング・メッキでトライ。メッキのミノーイングは腱鞘炎覚悟のトゥイッチングが必須テクです。するとはい、この通り開始早々ゲットできました。


 オニカマス(バラクーダ)の赤ちゃんもゲットできました。


 この割りばしのミノー、お手軽なので、子どもの夏休み工作&自由研究にぴったりですね。
    


 今回は掛かりどころが悪くて出血してしまったメッキをキープしてみました。塩焼きにして、食べるのに使うのは当然、ルアーを作った残りの割りばしです。捨てるはずの割りばしを使って魚を釣って、さらにその魚を残りの割りばしで食べる。輪廻転生がここに完成です(違うか)。

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 続いてソースのたれびん。これは、見る人が見ればピンと来るはず。ルアーソムリエの私も見た瞬間惚れ込んだほどの「高級素材」です。高さはほぼ4cmでメッキにぴったりサイズ。さらに底は適度にえぐれ、カップとしての役割は十分に果たせそう。
 この大きさのポッパーは、市販品ではあまりお目にかかれませんので、期待大です。ではさっそく「調理」してみましょう。



 まずいつもの通り、ステンレスの線でアイを作ります。ちなみにこのステンレスの線はルアーソムリエの道に必要不可欠。ホームセンターで安く買えます。


 「痔にはボラギノ~ル」。
 
「純正かっ!」とツッコミを入れたくなるくらいジャストフィットのネイルシンカーを挿入します。
   


 底と側面に穴を開けてアイを貫通させると…。



 ジャジャン。完成です。ちなみに今回は、クッキングのテーマにこだわり、アルミホイルで目も付けてみました。



 ではまたまたメッキで実釣タイム。南海の王者GTは、ポッパーにガボッと出てくるファイター。赤ちゃんでもそのDNAは変わりません。パチャッ、パチャッとかわいいライズとともにたれびん目がけてアタックしてきます。


同行者がコンデジで動画を撮ってくれたのでそちらもアップします。


たれびん①




たれびん②





 ゲットです。やっぱりトップは楽しいなぁ。バスとかナマズ、チヌも釣れそう。

 では、次回はもっとすごい「あの形のたれびん」の真相に迫ります。(海)


25cmのメッキ


シーバス50cm


2010年08月16日 13:50


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