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悶!おた部
2011年06月10日
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今回紹介するのは、完結したばかりの『スティール・ボール・ラン』です。

『ジョジョの奇妙な冒険・第7部』にあたる本作。
連載当初は続編と銘打っておらず、連載誌を週刊少年ジャンプからウルトラジャンプへ以降したのち、正式に続編とされた作品です。

時代設定は19世紀末。北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に挑む参加者の1人「ジャイロ・ツェペリ」と、彼との出会いをきっかけにレース参加を決意した「ジョニィ・ジョースター」2人を中心に、その他ライバルとの戦いや、レースの裏に隠された真の陰謀に立ち向かう物語です。

ジョジョの奇妙な冒険は1~6部までが全て繋がった物語なんですが、この7部「SBR」は並行世界(パラレル)に位置するようなお話なので、今までジョジョを読んだことなかった人でも読みやすい作品になっているので是非読んでいただきたい!



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さぁ、前置きはこれぐらいにして。
全巻読み終えたということで、個人的な感想を書き殴りたいと思います。
ネタバレなんてお構いなしですよ!
そう、まさにココからは・・・

おっと危ない。あまりの興奮に、時を「5秒間」だけ止めてしまいました。
ハイ、分からない人は容赦なく置いていきますョ~


読んでいてまず思ったのが、物語全体に漂う「ファンサービス」感。
主人公の2人はもちろんそうですが、その他のキャラクターやスタンド、細かいところでは台詞1つひとつに至るまで、ファンなら思わずニヤリとしてしまう仕掛けがいっぱい。
そして「イイ意味での裏切り」感と「もったいない贅沢」感。
結構重要そうに見えたキャラクターが実はそーでもなかったり、ここではコレが絶対と思っていたことがまったく明後日方向へ展開して「エッ?!」となる。

サンドマンなんてイイ例ですね。
物語冒頭ではまるで主人公のような扱いで、ジャイロ達からの信用も勝ち取っていたのに、まさかの刺客。しかも本名「サウンドマン」。1巻から引っ張るだけ引っ張ってこの使い方は贅沢すぎる。

ウェカピポなんて「こうするために ここに来たと思え!」と言われても泣けてくる!!(ノД`)・゜・。
あと、ポコロコっている?w

1番驚かされたのがディオの復活!
「THE WORLD発動→ナイフがズラァァ」なんて鳥肌もんでしたよ。
だって普通、大統領で終わりやと思うやん?なのにまだ敵がいて、ページ捲ったらディオって!ヤベェよ、マジで!(≧∀≦)
改めてジョジョはこの2人の因縁の物語なんだと実感できる名シーンでした。


物語の〆は従来よりアッサリしてたんじゃないでしょうか?
むしろストーリー全体はアッサリしてるけど、上記のような理由があるから濃厚だったという方が正解でしょうか。
けど、ジャイロのレース参加目的であった投獄された少年Aは恩赦で自由になったものの風邪が原因で死亡するって「ポカーン…( ゚д゚ ) 」ですよね。


『スティール・ボール・ラン』は終わってしまいましたが、現在ウルトラジャンプでは第8部になる『ジョジョリオン』の連載がスタートし、今年は作者の「荒木飛呂彦」氏の執筆30周年、来年は『ジョジョの奇妙な冒険』25周年ということで、何かとんでもないことが起こりそうな予感がします。



★荒木飛呂彦 公式サイト[JOJO.com]★
http://www.araki-jojo.com/


(淳)


2011年06月10日 20:20


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