今回紹介するのは、ウルトラジャンプに連載中の『PEACE MAKER』です。
西部開拓時代後期を舞台にしたガンアクション漫画で、銃士という早撃ち自慢のものたちが闘う決闘(デュエル)を主軸に物語は進んでいきます。
主人公の「ホープ・エマーソン」は、父の形見の銃を兄のコール・エマーソンに託すための旅をしている最中、1人の少女「ニコラ・クリムゾン」に出会い、そのことが自身の旅の行方を左右することになっていきます。
ガンアクション漫画と聞くと銃を両手にバンバン撃って跳ねてのジョン・ウー的なものを想像しがちですが、この漫画はそういったことはなく(似たような感じの描写はなくもないですが)、あくまで1対1の早撃ち勝負=決闘がメイン。
その勝負の刹那にある静と動は、読んでいて緊張感があり面白くオススメです!
さてさて、こっからは最新7巻の感想をちらほらと。
【ビート・ガブリエル対ティム・ロイ】
前巻で元ショーマンとての顔をメインに見せてきたティムでしたが、今巻では銃神に魅入られた悪魔的部分が全開で描かれているのが対象的でしたね。
物語上、エエもん対ワルもんの構図を作るのは常ですが、それにしても変わりすぎだョ、ティム…(^^;)
てか、スポットバーストショットの6連射ってどーやんねん?!w
【ビート対“銃神”コール・エマーソン】
今巻メインの決闘ですが、まさかビートが死ぬとはねぇ…
正直、勝ちはしなくても何だかんだ生き残ると普通思いますよね。
だってさ、伏線いっぱいあったやん?
①ミクシーさんから“バンクス家の護符(=お守り)”を貰う。
②コールからの「お前を生かしてやろうか?」発言。
特に①なんてのは、
一同:「ビート?!」
ビ:「・・・・・(ムクッ)」
「たまたま胸元に入れておいたコイツのおかげで…」
ホ:「心配かけやがって、こんちきしょう!」
みたいなネ?w
まぁ、普通にそれやられても面白くないですし、ビートの最後に熱いもんを感じたのも事実です。
7巻をもって「第1章」が終了し、最新のウルトラジャンプでは「第2章」がスタートしています。
フィリップ亡き後のコールの世界、ホワイトウイングを受け継いだ彼女の物語、そしてホープの行方と気になることがいっぱいで早く続きをプリーズ!!(≧∀≦)
余談ですが、作者「皆川亮二」氏が描いた他の作品も面白いので是非読んでほしいです。
『SPRIGGAN』と『ARMS』なんかオススメですよ~
自分はイブニングで連載中の『ADAMAS』を読んだことがないので読んでみたいですね。
(淳)