24時間テレビが和歌山県に義援金500万円


 読売テレビ放送24時間テレビチャリティ委員会(伝川幹委員長)は28日、 県庁の仁坂吉伸知事を訪れ、 台風12号の義援金500万円の目録を届けた。

 同委員会は、 「24時間テレビ 『愛は地球を救う』」 で全国各地から寄せられた募金を、 福祉事業や環境支援、 災害援助の3つの分野で活用している。 同番組は毎年8月末に放映しており、 ことしで34回目。 例年、 近畿2府4県で約1億円、 全国で約10億円の募金が寄せられるという。

 台風12号の発生を受け、 同委員会は被災した三重、 奈良、 和歌山の3県にそれぞれ500万円を寄付した。

 仁坂知事は 「『負けるな!! 和歌山』 をキャッチフレーズに、 復興に向かって頑張っています。 応援してくれるなら、 観光地などに来てほしい」、 伝川委員長(62)は 「テレビを見た人の善意の結晶を、 被災された方が元気づけられるよう使ってもらいたい」 と話していた。

 この日は同委員会の他、 和歌山木材港団地振興会から100万円、 前田建設工業㈱関西支社から50万円などの義援金が寄せられた。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧