果樹王国はどっち!? 和歌山と岡山がライバル協定

それぞれのご当地スイーツをPRする谷口さん㊧と宇佐美さん
それぞれのご当地スイーツをPRする谷口さん㊧と宇佐美さん

 ともに果樹栽培が盛んな和歌山県と岡山県の団体が12日、 「果樹王国」 の座を懸けてライバル協定を結んだ。 今後、 両団体でイベントを開き、 互いに高め合うことで地域活性化を目指す。

 飲食店経営者らでつくる和歌山県の 「全国わかやまポンチ協会」 (田上義人総裁)と、 岡山県の 「フルーツパフェの街おかやま実行委員会」 (赤木啓治委員長)が実施するもの。 この日は和歌山市毛見の和歌山マリーナシティで調印式が行われ、 来場者に両県のご当地スイーツを食べ比べてもらう対決イベントも開かれた。

 和歌山県職員の谷口晴奈さん(25)は 「わかやまポンチ姫」、 岡山県職員の宇佐美沙希さん(23)は 「おかやまフルーツパフェ姫」 となり、 両スイーツをPR。 来場者は気に入った方の投票箱にスプーンを入れて投票し、 今回は197対175で岡山の勝利となった。

 田上総裁(43)と赤木委員長(73)は 「勝ち負けではなく、 果物がおいしいと知ってもらえたら。 内側から元気になってほしいですね」 と笑顔で話していた。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧