あちこちの民家で干し柿作り 紀の川市
2階軒下に柿をつるす木村さん
全国有数の柿の生産地、 紀の川市の民家の軒先で、 干し柿を作る光景が見られるようになり、 冬の訪れを告げている。
同市切畑の木村嘉子さん (84) 方でも、 風がよく通る2階軒下に皮をむいた柿がずらりとつるされている。 木村さんによると、 干し柿は渋柿を使い、 数週間干して軟らかくなった時に、 実をもみほぐすことで甘みが増しておいしくなるという。
木村さんは 「甘い物がなかった昔は、 子どものおやつとしてどこの家でも柿を干す光景が見られたんだけどね」 と話していた。
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