「ななこの会」が優勝 お手玉近畿ブロック大会

ななこの会
=貴志川線をPRするTシャツでお手玉演舞を披露した(後列左から時計回りに坂上さん、井本さん、箕西さん、岩橋さん、森さん、吉本さん、向井さん)

 先日、 兵庫県豊岡市で開かれた 「お手玉遊び近畿ブロック大会」(同実行委など主催) 団体戦で、 和歌山のお手玉の会 「ななこの会」(森勝代会長) が優勝した。 森会長 (66) は 「日ごろ休まずやってきた練習の成果」 と喜んでいる。

 「日本のお手玉の会」 近畿ブロックの会員が集まり、 技を競ったり交流を深めるのが目的で、 近畿2府3県と広島県から約200人が参加した。

 団体戦 (トーナメント) には3人一組の43チーム129人が参加。 和歌山は森会長、 吉本民代さん (61)、 向井チヨ子さん (70) のチームで挑んだ。

 ルールは相手より長くお手玉を投げ続けることができた方が勝ち。 3人は順調に準決勝、 決勝に進み、 緊張でのどがからから。 決勝では 「絶対に落としたらあかん」 と気合を入れ直し、 最後までお手玉を落とさずに技を披露した。

 優勝を勝ち取った瞬間は 「神様が見守ってくれた」 と感じたという。 大勢の参加者の注目を背に3人は度胸と実力、 運で大会を制した。 3人は 「みんなの息がぴったりと合ったのが良かった」 と笑顔で語った。

 また、 個人戦でも 「両手4個ゆり」(両手で4つのお手玉を回す競技) で森会長が準優勝、 「両手2個ゆり」 で石橋妙子さん (59) が優勝した。 初参加だった石橋さんは 「孫と一緒に左右どちらでも回せるよう練習して当日もできた。 これからも一歩一歩練習に励みたい」 と話している。

 同会は 「来年は和歌山で大会を開きたいです。 皆さんも協力をお願いします」と呼び掛けている。大会に参加したメンバーは次の皆さん。

 森勝代、石橋妙子、 吉本民代、箕西綾子、 向井チヨ子、 井本甫子、 坂上敦子 (順不同)

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