新議長に西川氏選出 紀の川市定例議会が開会

紀の川市議会平成23年第4回定例会
議長就任のあいさつをする西川新議長

 紀の川市議会の平成23年第4回定例会が2日、 開会した。 辞職に伴う議長と副議長の改選があり、 議員らの投票の結果、 21票 (全投票数24) で西川泰弘議員が議長、 20票で村垣正造議員が副議長に選出された。 任期は4年。 西川新議長は 「合併から6年、 まだまだ市民に議会の仕事が知られていない。 『開かれた議会』 『活力ある議会』 を目指します」 と決意を語った。

 副議長に就任した村垣議員は 「議長の下、 議会改革を進めていきたい」 と述べた。
 この日の午後からの本会議では、 中村愼司市長が収賄の容疑で逮捕、 起訴された堂本正秀被告 (63) =当時副市長=の事件について陳謝、 また議員らで構成する 「公務員倫理の向上と収賄事件再発防止等特別委員会」 が設置される予定。
 会期は22日までの22日間と決定。 市は3億519万円を増額する一般会計補正予算案、 暴力団の排除の推進に関する条例制定案など14議案を上程した。 議案採決は9日と22日に行う。

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