和歌山県内から4人出場 NPB12球団Jrトーナメント

NPB12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP2011
「優勝します」 と意気込む森本、 山田、 東田、 岩前の4選手 (左から)

 プロ野球12球団のOB選手が監督を務め、 小学5、 6年生で編成する野球チームの全国大会 「NPB12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP2011」 が27日から、 北海道の札幌ドームで開かれる。 県内からは4人が 「阪神タイガースジュニア」 (亀山努監督) の選手として出場し、 その活躍に期待が掛かっている。

 大会は、 日本野球機構とプロ野球12球団が 「子どもたちがプロ野球への夢という目標をより身近に持てるように」 と企画したもので、 ことしで7回目。 同チームはこれまで兵庫県の選手を対象に選抜を行っていたが、 ことしからチーム強化のために対象地区を関西圏に拡大した。 一次選考はことし8月。 関西の各地から推薦された105人が集まった。 2次選考で27人、 最終選考で18人にしぼられ、 4選手が合格した。

 大会に出場するのはいずれも小学6年生で、 東貴志ウインズの投手、 山田晃生(背番号1)、三田少年野球クラブの捕手、 東田汰一(2)、 新南大新ファミリーズの中堅手、 岩前智也(8)、 西和佐少年野球クラブの右翼手、 森本季幹(9)の4選手。 秋から2週間に1回、 阪神タイガースの室内練習場(甲子園球場内)に集まり、亀山監督の指導の下、ノックなどで守備を重点的に強化。 特に、大会会場は選手らが初めて経験する人工芝ということもあり、 同じく人工芝の同練習場でボールの動きなどを確かめた。 その他、 犠打などワンチャンスを生かす練習も積み重ねている。

 11月中旬には、 オリックスジュニアとの練習試合を行い、 1勝1敗の引き分け。 どのチームも高いレベルで実力は均衡しているという。

 今回エースナンバーを付けた山田選手は 「声を出してプレーし、 1点を守り抜く試合展開に持ち込みたい。 優勝します」 と意気込んでいる。

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