城下町バルに続け! 3月に食べ歩きイベント

二丁目応援団
初めて開かれた二丁目バルの説明会(12日、フォルテワジマで)

 まちのにぎわいを取り戻そうと、 和歌山市本町2丁目やぶらくり丁周辺の飲食店主ら有志で組織する 「二丁目応援団」 は3月10、 11の両日、 同地区周辺で食べ歩きイベント 「二丁目バル」 を開く。 30~50店の参加を見込んでおり、 現在参加店舗を募集中。 同応援団の世話人、 「ホルモン屋 夢」 の岩西俊治さん (50) は 「まちを歩いて、 新たな店を開拓してほしい」 と話している。

 同応援団は、 昨年6月に結成し、 共通のスタンプカードを発行・運営している。 加盟店は12店舗から17店舗まで増えた。
 昨年10月に中心市街地で開かれた食べ歩きイベント 「城下町バル」 では、 一日の来店者が200人を超える店が出るなど想像以上に反響が大きく 「今度は店自体が主になってやろう」 と二丁目バルの企画を練った。

 城下町バルのようにチケットは発行せず、 フリーマガジンにクーポン券を掲載。 これが実質、 バル参加券となり、 店側に提示することでバルメニューを注文することができる。メニューの上限価格は1000円にした。 参加店の参加費は、 広告費を賄うために1万円となっている。 事務局によると、 チケットを販売しないため 「どのくらいの人が来るか予想はできない」 という。

 12日には、 複合商業施設フォルテワジマ (同市本町) で初めての説明会が開かれ、 約20人が参加。事務局から概要説明があり、 参加者からは 「どのくらいの来店者が見込めるのか」 「メニューはドリンクとセットか」 などと質問があった。

 世話人の金陵苑の李秉吾さん (46) は 「災害での沈滞、 自粛ムードを打ち破りたい。 活気あるまちづくりをしたい」 と話していた。

 参加の問い合わせは、 事務局の西祥文さん (℡090・2350・2337)。