城北が初優勝 オーシャンカップ小学バレー


力強いスパイクを放つ城北・小林(1部)

 第5回紀州和歌山オーシャンカップ小学生バレーボール親睦大会(津守貞行会長)が29日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれ、新人1部で城北が初優勝を飾った。 5年生主体の新人(1~3部)と6年生の両部門合わせて県内外から女子30チームが参加。 フルセットの大接戦となった新人1部決勝は、城北が小林、百合(穂)を軸とする積極的な攻撃で、 粘る中貴志を最終セット3点差で振り切った。 2部は福島、3部は直川と和歌山市勢が制し、6年生は和歌浦、浜宮、直川の合同で臨んだビクトリーが準優勝と健闘した。 しんぽう写真館は<a href=”https://www.wakayamashimpo.co.jp/category/photo” target=_new>こちら</a>から

 【決勝】
 〈1部〉
 城北2(21―17、16―21、15―12)1中貴志

 〈2部〉
 福島2(21―17、21―12)0和佐

 〈3部〉
 直川2(21―16、21―14)0京田辺

 新人の部に出場したチームにとっては、 今月中旬に迫った県新人大会地区予選の前哨戦として注目を集め、 予選リーグ (7ゾーン) から白熱したゲームが繰り広げられた。

 1部決勝トーナメントには、 和歌山市2、 那賀4、 西牟婁1チームが進出。 準決勝で安原に圧勝した城北と、 上名手を下した中貴志が決勝で激突した。

 前回準決勝で涙をのんだ城北は、 開始早々のシーソーゲームを打ち破り、 中盤はセッター木村の巧みなトスに小林、 百合穂のスパイクが左右からヒット。 着実にリードを広げ、 21―17で第1セットを先取した。

 第2セットも序盤から1点を争う展開となったが、 城北はサーブカットの乱れから、 中貴志に得点を許し16―21でこのセットを失った。 第3セットは15点先取で行われ、 城北の小林、 中貴志の吉田の両エースを中心に攻守にわたって、 好プレーが続出。 城北は百合穂のスパイクで9―7とすると、 終盤小林の力強いスパイクが次々と中貴志コートにさく裂、 中貴志の反撃を抑え、 15―12で接戦を制した。

 百合穂主将は 「優勝できてうれしかった。 チームみんなの声がよく出ていたので、 大丈夫だと思っていた。 きょうの試合で見つかった課題を忘れず、 これからももっと頑張る」 と意欲をみせた。

 2部の決勝は、 福島の津森の果敢な攻撃が決まり、 和佐に2―0で快勝。 3部の決勝では、 準決勝の楠見戦をフルセットで勝ち上がった直川が、 京田辺を2―0で破った。 各入賞チームのメンバーは次の皆さん。

 【1部】
 《優勝・城北》監督=宇藤裕子▽主将=百合穂の美▽選手=木村ひまり、 今西未侑、 小林沙帆、 牛居奈穂、 堤谷咲音、 百合姫佳吏、 丸山喜容子、 堀田涼羽、 鹿嶋明里
 《準優勝・中貴志》監督=田村知之▽主将=吉田有香▽選手=岩本奈美、 中西琳香、 樋瀬摩耶、 吉田京香、 中西葉都貴、 樋瀬摩那

【2部】
《優勝・福島》監督=日下部美穂▽主将=辻本咲良▽選手=宮本帆乃果、 津森梓、 金田玲央、 片渕光咲、 宮本明果、 三塩千幸、 竹中恋、 宇佐見寛美、 宇藤輝
《準優勝・和佐ジュニア》監督=米田直樹▽主将=井谷紋那▽選手=中筋涼華、 片山彩佑美、 秦香菜美、 畑優花、 鈴木菜摘、 筒井美樹、 佐部利真有、 山裾百香、 田村ゆめ、 喜山乃有、 志良堂陽

 【3部】
 《優勝・直川》監督=大塚栄男▽主将=山下比奈里▽選手=谷村奈穂、 小嶋紗永、 松房亜依、 平田涼羽、 仲川真菜美、前麗菜、別所愛心、今西杏樹、川嶋華恋、坂本陽菜、前奈桜

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