桃の摘蕾始まる 紀の川市
冷え込む中、作業する農家
全国有数の桃の生産地、 紀の川市の農家で、 早くも春の風物詩の一つ、 摘蕾 (てきらい、 余分なつぼみを摘み取る作業) が始まった。
摘蕾は通常、 花が開花する3月末ごろから行うが、 粉河地区のこの農家では、 柑橘果実 「不知火 (しらぬい)」 の収穫で忙しくなる前に始めている。
JA紀の里営農部によると、 桃の生育は現在のところ順調。 昨年の桃の収穫量は例年並みだった。 同部職員は 「この寒さも、 開花の時期に暖かくなれば問題ありません。 ことしも良い桃を期待しています」 と話している。
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