(注:音声あり)


今回紹介するのは、
『スーパーロボット大戦K』です。

2009年にニンテンドーDSで発売された作品で、DS版スパロボとしては2番目の作品。
ちなみに「K」は「携帯」の頭文字だそうです。
(一部では「○○ゲーのK」と言われてるのは、黙っておこう…)
ゲームの特長としては、2体のロボットで小隊を組む「パートナーバトルシステム(PU)」や
小隊を組まずに運用する「シングルユニット(SU)」などがあり、
特に後者は複数の敵に同時攻撃できる「アタックコンボ」を使用可能。

以前紹介した『スパロボAP』クリア後にやり始めたんですが、
個人的には、久々の“声無し”スパロボ。
多分声無しは、ワンダースワンの『スパロボCOMPACT 1』以来だと思います。
やはり最初は声が無いのは寂しいというか、物足りないなと感じたんですが、
やっていく内に勝手に脳内再生されている自分がいました。w

ではでは、ここからはレビュー風に感想をば…

「主人公(ヒロイン)イラネ!( ゚д゚)ノ」
噂には聞いていましたが、まさかこれほどまでとは・・・(^^;)
とにかくこんなKYな主人公たちは初めてですよ、猿渡さん!
プレイ当初は「聞いてたより全然や~ん」と思っていたのもつかの間、
話が進むにつれて「コイツら何やねん?」状態に。
いやぁ…、ミストさんは強敵でしたね。

「戦闘アニメがスゴイ」
戦闘アニメはDSのくせに(褒め言葉)スゴイです!
据え置き版に負けないぐらいグリグリ動きます。
特にカットイン演出は据え置きのソレより出来が良いと感じました。
(DSの低解像度&高メモリを巧みに利用した技だそうです。)

「特殊台詞が多い」
文頭で「声が無い」と言いましたが、悪いことばかりではないです。
声が無いということは、テキストさえ用意すれば、簡単に台詞にできるということなので、
戦闘中の特殊台詞(特定の条件下で発生する)が多くて良いです。

「キングゲイナー」
参戦してくれただけで嬉しいッス!(≧∀≦)b

「参戦作品が微妙」
参戦してる作品が2000年代放映の物が大半。
個人的に馴染みの少ないものばかりで思い入れが薄くてちょっと残念。
途中からキングゲイナーしか使ってなかったです。
まぁ、このへんは個人差ありきのことなので、一概に悪いとは言えませんが。
あと、マジンガーZが空気過ぎて泣けてくる…!(ノД`)・゜・。

「クロスオーバーが少ない」
スパロボは、いわゆるお祭ゲーなので、
通常出会うことない作品同士のクロスオーバーを期待するんですが、
今作はソレが非常に少なかったように思います。

「PU組む意味がない=SU強すぎ」
せっかく目玉の新システムなのに、正直意味ナッシング。
PUを組まず、SUで運用してアタックコンボしてる方が遥かに強いんやもん。
最終的に、出撃枠の半分以上はSUという状態に…

主人公は残念仕様ですが、そこを除けば戦闘アニメの出来は良好、
アタックコンボも爽快で、結構楽しかったです。
強くオススメはしませんが、興味のある方は是非。

以上、『スパロボK』レビューでした。

(淳)