デュプロ精工に優秀賞 日本ものづくり大賞

 事務機開発・製造メーカー 「デュプロ精工㈱」 (本社・紀の川市上田井、 池田弘樹社長) の開発グループ6人が、 政府主催 「ものづくり日本大賞」 の 「製造・技術開発部門」 で優秀賞を受賞した。 県内からの同賞の受賞は2件目。 県が3日に発表した。

 同社は昨年、 使用済みコピー用紙のインクトナーを除去する世界初の機能を搭載した小型製紙装置を発表。 その高い技術が評価された。

 同表彰は平成17年から隔年で実施され、 ことしで4回目。 ものづくりを着実に継承し発展させるため、 製造や生産現場の中核を担っている人材を表彰している。 今回は全国から423件の応募があり、 優秀賞は70件が受賞した。

 前回は、 日本一の連続稼動日数を達成した高炉操業・保全技術で㈱住金鋼鉄和歌山 (和歌山市) の9人が優秀賞を受賞している。

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