バレンタイン前にシュガーアート教室盛況

シュガーアート
親子でシュガーアートを楽しむ参加者

 14日のバレンタインデーを目前に控えた12日、シュガーア
ートのクッキー作りを楽しむ教室が、 和歌山市のぶらくり丁商店街内の 「みんなの学校」で開かれた。

  「とびきりキュートで甘いシュガーアートdeバレンタイン」 と題したイベントで、 親子連れら50人が参加。 同市でシュガーアート教室 「ル・シュクリエ」 を主宰する鎌田千香子さん(42)が講師を務めた。 鎌田さんは、 国内最大規模の製菓コンテストで2度の日本一に輝くなど注目されている。 当初1回の教室を予定していたが、 申し込みが多かったため、 急きょ2回の開催にするほどの人気ぶりだった。

 参加者はクッキーを土台に、 シュガーアートで細工するアイシングクッキー作りに挑戦した。 鎌田さんが、 乾燥卵白と水などを混ぜて作ったクリームを用意。 ペン状にして 「ベースは口先を回転させながら出し、 巻き込んで塗ると良い」 とこつを説明しレース柄や等間隔の斜線を描くと、 その繊細で芸術的な技に皆驚いていた。

 参加者はハートの柄や文字を描いたり、 シュガーペーストのパーツを接着し、 思い思いのデコレーションを楽しみながら仕上げた。

 同市広瀬から訪れた出嶋仁美さん (36) は 「出し方を調整する力加減が難しかったですが、 楽しみながらかわいいものができました」 と話し、 長女の天葉ちゃん(5)は 「パパにプレゼントしたい」 と笑顔だった。

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